碧厳録を読む
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碧厳録は禅問答を集めた本です。登場するのは主に唐代の禅師たち。みんな個性的で輝いています。宋の雪竇重顕(セッチョウジュウケン:980〜1052)が百則を選び、それに自作の詩を付け、後学のために残し置きました。臨済宗では、この碧厳録の問答を1つ1つ宿題として与えられ、そこに出てくる禅師たちの心の動きを追体験します。 そんな問答のどれも、もちろん僕に太刀打ちできる代物ではありません。でも折角巡り会えた縁がありますから、とりあえず和訳しておいて心にとどめておきたいな、と思いました。いつも気にかけていたなら、こんな僕でも片鱗を覗くことが出来るかも知れない。まあ、無理かも知れない。そんな無謀な冒険ですが、しばし、お付き合いください(^^;。 【参考文献】 入矢義高他『碧巌録』岩波文庫 大森曹玄『碧巌録』タチバナ教養文庫 頼住光子『シリーズ・哲学のエッセンス 道元』NHK出版 【偈】 「自己」とは「生きている」である。 「生きている」とは「コレ」である。 問われて、その宝物を開示してしまうとは この連中は、欲深いボンクラの集まりだ。 |